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新ドラえもん評4/29:どくさいスイッチ
傑作と言えるのではないだろうか。
「見ごたえ」の点では金曜レギュラー放送用としてはもったいないほどで、ちかごろの感動系短編映画をも凌駕するほどの出来といえよう。 ドラえもんという作品のなかで、シリアスなテーマをあつかったものの中でも屈指の名作をアニメ化したのだから当然、というところもあるだろうが、演出も秀逸で、いつもとはまったく違うドラえもんの世界がつくられていた。 不気味なほどクールにハエを消し去るドラえもん。 ジャイアン、スネ夫を消してしまったのび太の慙愧。 その後のノイローゼ。 原作のシンプルな画に潜む「孤独」の恐怖を、映像と音楽が効果的に補って、見る側としてもハラハラする作品が出来ていた。 低音の効いた音楽が不安を煽るように盛り上がり、肝心なところでピタリと止まる。 オリジナルシーンとして加えられた遊園地の、無機的な明るさはのび太の虚しさを一層引き立てる。 同じくオリジナルシーンであるお風呂のシーン。 懐中電灯の明かりの中、ついに涙をこぼすのび太は、原作以上の悲壮感だ。 その分、街に明りが戻り、のび太の周りに人々の温かみが戻ったシーンでは、言いようのない安堵感を感じさせられる。 いや、参った。 ここまで怖いドラえもん。 子供たちの目にはどう映ったのだろう。 しかし、これほどまでに孤独の恐ろしさを描いたからこそ、最後のドラえもんのセリフ、 「気に入らないからって消していけば、きりがない」 は説得力を持って迫ってくるのだ。 今日アニメを見た子供たちにとって、「どくさいスイッチ」は忘れられない印象を残したのではないだろうか。 ちょうど、僕がかつての「無人境ドリンク」や「ミュンヒハウゼン城へようこそ」を忘れられなかったように。 と、ここまで書いたけど、それでも贅沢な要望、というか、もっと! と望むところもあって… まず、 「ゲームは相手がいないとできないんだな」 という名言を残して欲しかった。 これ、ものすごく含蓄のある言葉だと思うから。 それから、わさドラの声は、やはり今日のようなへヴィなテーマの話には少し向かないところがあるのかなぁ、と感じた。 今日も前半部分の、感情を込めない喋り方はいい不気味さを出しててとても良かったんだけど、ラストの、のび太を諭すセリフの時は、少し声が高くて明るすぎるように感じてしまった。 あれがダメ、というわけではないんだけれど、もう一歩、「落ち着き」が感じられたらなぁ、と。 先週の「のろのろ、じたばた」で聞かせてくれたドタバタ声との両立を求めるのは、難しいかもしれないけれど。 一方、大原さんののび太はあいかわらずハマってる。 後半部分ののび太の独白など、おもわずホロリとさせられてしまう。 あと、ショートストーリーは、今日に限っては、ストーリーの間に挟むのではなくて、予告の前とかにしてくれたほうが良かったな。 のんびりしたショートストーリーと、とんでもなく怖い本編と、あまりにも差がありすぎて、ちぐはぐになってしまったところがあると思う。 それにしても毎週金曜が待ち遠しくて仕方がない。 来週のみどころは「驚音波発信機」でのジャイアンの歌と、「オールマイティパス」での星野スミレだが、ジャイアンもうちょっとがんばってくれ… 木村さんは、どのセリフも第一音目を強調しすぎるクセがあるようで、(「のぉびた、おぉまえ」のような)それがなくなるだけでぐっと上手になると思うんだけど。 ↓ランキング参加中
by haschiken
| 2005-04-29 23:18
| アニメドラえもん
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