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☆管理人:haschiken
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ドラえもん2/24:『恐竜さん、日本へどうぞ』
さぁ、やっとスペシャル最後の記事だ。
今回はなんとか全部書けそうですよ。 『恐竜さん、日本へどうぞ』(てんコミ31巻) F先生の恐竜への思い入れがたくさん詰まった作品で、原作も読み応えたっぷりだ。 しかし… 今回アニメを見て気付いたのだけれど、物語の構成としてはちょっと甘かったり、設定が矛盾してるところがありますね… 招待錠の効用からして、「時代を超えて効き目がつづく」というのと、「元の位置から動かせば効き目が消える」というのは両立できないと思うのだが… さてさて、まぁそういうことには目をつぶって、今回のアニメはといえば… ★中国の恐竜展 いまとなっては、中国の恐竜も非常にポピュラーになったが、原作が書かれた当時は恐竜と言えばトリケラトプス、ステゴサウルスなどの北米産のもの、と相場が決まっていたのだろう。そこへ、チンタオサウルスなどひと味違った恐竜の情報が入ってくれば、マニア(もちろんF先生含む)にとってはたまらなかっただろうし、当然、日本においての研究への期待も高まったのだろう。 その甲斐あってか、福井、金沢、石川の手取層群というところから日本産の恐竜化石が発見され、福井県には県立恐竜博物館というとても大規模な博物館までできている。F先生が生きておられれば、日本産の恐竜をテーマにした大長編が読めていたかもしれない… ・チンタオサウルス 形がとても特徴的な恐竜だ。 ところがこの突起、単に頭骨の一部が破損して飛び出てしまっただけではないのか、という説を読んだことがある。 もしそうだとしたら、ちょっと寂しいが。 ・ズンガリプテルス 先週も登場のズンガリプテルス。 ジュンガル盆地で発見されたのでこの名がついたといわている。 ドラえもんも言っているとおり、他の翼竜類とはかなり身体のつくりが違うらしい。 ・トゥオジャンゴサウルス ステゴサウルスとの違いは、背中にあるヒレみたいなものの形が、ステゴサウルスは五角形、その他の剣竜類(ケントロサウルス、トゥオジャンゴサウルスなど)は三角形… と言っていたのは昔の話、最近の研究では、トゥオジャンゴサウルスをはじめとした中国産の剣竜類には、アニメにでてきたようなトゲが肩についていたことがわかっている。 きっちりと新しい学説が取り入れられている点、ポイント高し。 ・ディロング こんな恐竜は初耳だなぁ… 毛の生えたティラノサウルス類、ということで、鳥の先祖なのだろう。 鳥類は肉食恐竜から進化した、というのはもはや定説にすらなってしまった。 ・ミクロラプトル これは僕も実際に見た。 去年の夏、大阪ATCでやっていた恐竜展で展示されていたのだ。 自分が見た化石がアニメの中でも登場して、のび太たちが見ているのを見ると、なんだか嬉しい… ・オビラプトル 「卵泥棒」として有名だった恐竜だが、現在ではむしろ子育てをする恐竜、という説のほうが有力らしい。 ★白亜紀の世界をどこでもドアで移動するドラえもん おーい!! 『のび太の恐竜2006』公開一週間前にこれをやっちゃあまずいだろ!! 『日本誕生』のときのように、映画公開後なら辻褄もあわせられるが、直前にやるとは! う~ん、あきらかに映画と設定が矛盾してしまう… その他にも、スネ夫が化石を見せびらかすネタとか、マンネリ感が… パターンというのはドラえもんにとって重要だけれど、ここ数週間同じようなのが続いているので、映画を見たときのネタの新鮮さが失われてしまうような気がする… 「恐竜スペシャル」。やっぱり続けすぎではないか? ★マメンチサウルス 「ひと目で見渡せないや」 「ふりむいた」 動物史上一番長かったマメンチサウルスの首。それがとてもよくわかるシーン。 首の長さが10メートル以上、なんて数字だけでは、「そうなんだ」で終わりであるが、それが現実的にはどういうことなのか?? こういうことを描かせたらF先生は天才だ、、その特長から、不便な点まで、簡潔に的確に表されている。 アニメでもその現実感が十分伝わってきていた。 ★一億年前の日本 ここでも、ネタの重複だ。 数週間前にはのび太のことを大笑いしていたドラえもんが、すっかり忘れているなんて… テレビを見ていた子ども達の大半は覚えていたと思うがなぁ… 今回は、「元恐竜マニア小学生」の視点も含めた記事を書いてみました。 小学生のころはかなりの知識があったはずなんだけど、だいぶ忘れてるなぁ… 加えて、この十年で研究がぐっと進んだので、そろそろ昔の本や知識があてにならなくなってきている。 参考文献: ・藤子.F.不二雄『恐竜ゼミナール』小学館 藤子.F.不二雄にとって、「恐竜」というのはとても重要な題材だ。 この本では、本人の恐竜への思い入れや、作品の中での登場のさせ方、さらには当時の最新学説についてなど、かなり本格的に述べられている。しかしながら文章はとても平明でわかりやすい。残念ながら絶版のよう。 ・『大恐竜時代―中国・日本の研究最前線』小学館 この本、どこにしまったのか、みつけだせなかったが、今回の記事で中国産恐竜について書いたことは、大部分がこの本で読んだ記憶を頼りにしたものだ。 恐竜スペシャル: 全体、というかOPアニメの感想はこちら 『紙工作が大暴れ』はこちら 『恐竜が出た!?』はこちら
by haschiken
| 2006-03-02 22:52
| アニメドラえもん
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