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> 映画ドラえもん『のび太の恐竜2006』を観て想う
やっと観た!!

いやぁ、三月四日の公開日以降、ここのブログで仲良くしてくださってる皆さんのほとんどは初日に観て来られていて、どんどん記事がアップされていくのをとても読みたいと思いながらもぐっとこらえる日々が続き、どうにもこうにも落ち着かず、とりあえずスキマスイッチの『ボクノート』を部屋の中エンドレスで流しながら、「子ども達で混むだろうと思って週末は避けたけど、やっぱり今回は多少無理してでも初日に観ておくべきだったかなぁ」と悶々と思い悩む三日間を過ごした果てに、今朝、やっと観てきました!!
(↑ これ全部で一文w なんじゃこりゃ)

観た映画館はここなんだけど、「出演」のところ、「ドラえもん」の字が間違ってます。

「ドラエモン」

おい、大丈夫かよ!
まさか「裏町通名画館」じゃないだろうな、と思いながら観に行きました。
もちろん、ちゃんとした『のび太の恐竜2006』が観られましたよ。

でもね、この映画館。
売店に売ってるCDが
スキマスイッチ『ボクのノート』

こらこら、いい加減にしなさい。もうちょっと確認しようよ、自分とこでやってる作品なんだから…


さて、映画本編である。
…だけど、本編に入る前に、新ためて今回「のび太の恐竜」がリメイクされて公開された、ということを思い起こすと、それだけで深い感慨が湧いてくる。

僕自身、ドラえもん映画を劇場に観に行くのはなんと小学五年生の春休み「のび太の創世日記」以来。ということは… 1995年以来! 11年ぶりだ。

小学生だった僕にとって、壮大なスケールの『創世日記』は理解できなかったようで、あまりおもしろいと感じなかったのだ。中学生の時あらためて「創世日記」を読み、ビデオで観てあらためてその世界観と、人類史をテーマとして取り上げた奥深さに驚嘆した記憶があるが、それまでは印象の薄い作品だったし、それ以降、とりあえず劇場で観るのは卒業かな、という感じで、続く『銀河超特急』はテレビ放送を待って観た。

そして、その年の秋、藤子.F.不二雄先生は逝ってしまった。

中学一年生の時だったが、その突然の知らせには当然ながらとても大きなショックを受けたことを覚えている。
そのとき、もうドラえもんの46巻は永遠に出ないこと。
そして、大長編も新作は読めないことを覚悟した。
ちょうどこのころの僕は原作漫画とアニメとの違いを気にし始めていて、大山のぶ代のドラえもんにも疑問を感じつつあった。だから、映画がなくなることに関しては残念だったが、それも仕方ないかな、という感じで受け入れられた。

だが、遺作『ねじまき都市冒険記』のあとも、映画は作られ続けた。

しかしその内容は、残念ながらそれまでの大長編ドラえもんとは似ても似つかぬ、はっきり言ってつまらない作品が続いたのだ。
F先生の豊富な知識と巧みなストーリーテリングに支えられた奥深い児童漫画ではなく、はっきり言って与えられたキャラクターを使っただけとしか思えないような安易な展開、安っぽい「友情・夢・希望」などをごり押しする映画になってしまったのだ。
テーマ等に関しては個人的な感性が大きいのでこれらが好きな人もいるかもしれないが、「物語」の構成が非常に甘くなってしまったのは客観的な事実であり、これが一番「おもしろくなくなった」理由だと僕は今でも思っている。
F先生の語り口は「虚と実」の織り交ぜ方が絶妙で、どの大長編にしても、ふと「考えようによっては、本当にそんなこともあるかもしれないな」と思わせられるほど説得力があったのに対して、F先生亡き後の大長編では、物語の舞台は一体どこなのか、登場人物は一体何者なのか、敵は一体何を企んでいるのか、ミステリーは一体何を原因としているのか、そんな根本的なことまで曖昧なまま最初から最後まで通してしまうストーリーが少なくなかった。
あらためて、毎年相応のクオリティの大長編を描き続けてこられたF先生の大きさを感じることはできたが、僕はテレビ・映画両方のドラえもんに、何の魅力も感じなくなってしまった。

そんな状態が十年近く続いたのだ。
もう、本当に一刻も早く打ち切って欲しい。
そう思い続けていた昨年。アニメドラえもんは思わぬ方向に、劇的にリニューアルした。ストーリー、作画ともに原作そっくりになり、原作に無いエピソードはしばらくやらない! と宣言したのだ。
そして、映画。
映画もまた、F先生原作の第1作。
『のび太の恐竜』に還る、と発表されたのだ。
完全に諦めていたことが、一気にほぼ理想的な形へと転回したのだ。

それから一年、リニューアルしたテレビアニメのおもしろさを毎週楽しみながら、徐々に明らかになっていく映画の情報に胸を躍らせながら、待った。
そして。
そしてついに
9年ぶりの
藤子.F.不二雄原作による
本物のドラえもんの
新作映画を
リアルタイムで
劇場で観られるんだ

昨夜から今朝、あらためてこんな感慨に浸っていた。

ほんとに、一昨年の夏ごろには、ドラえもんを取り巻く事情がこんなに変わるとは、夢にも思わなかった。まさか、二年後にワクワクはやる気持ちを押さえて映画館に向かい、上映を心待ちにしている自分がいるなんて…

なんか、
「人生って、何があるかわからんな」
と、そんなことまで思ってしまうほど…



……
あ~! 
なが~~!!

まだ全然本編に入ってないし!
明日も忙しいのにまだ寝てないし!!
 
でもね。
仕方がない。

なんと言おうと、今日は特別な日だ。
なにがなんでも、今日のうちに書いたものを残して置きたい。
僕のドラえもんファンとしてのプライドの問題だ。

と、いうことで続けることにする。


今回の監督はもはやドラファンなら誰もがご存じ渡辺歩
いわゆる「感動短編シリーズ」と呼ばれる、『帰ってきたドラえもん』以降の中編映画を監督してきた人物であり、物語中の小道具や背景を効果的に使い、さらにキャラクターの表情を描き出す演出を得意としている。

その個性的な演出は、「ドラクラッシャー」の異名をとり、ファンの意見は賛否まっぷたつに分かれる。

彼の登場以降、ドラえもん映画に「泣ける」という要素が加わり、そちらの方向へのファンが増えたことは間違いないだろう。
同時に、その演出が過剰で、あまりにもお涙頂戴に持って行きすぎている、という批判も強くある。

その彼が、昨年のテレビアニメリニューアルのために描き出したキャラ設定は、それまでの彼の作画とはうってかわって、原作を忠実に再現したものだった。

そして、新作映画の監督にも彼が就任した。
となれば、いままで通り作画監督も彼が努め、本当に原作漫画が動き出したような映画が見られるのか…

そう期待したのもつかの間。
作画監督には小西賢一という人が就く、という。
ジブリ出身の彼のタッチは、輪郭がぼやけ、表情が刻一刻と変化する。

もう! いったいどうなるねん!
ドラクラッシャーは今度は何をやってくれるんだい!?

そんな期待を持って、映画館に入った。



※注意!!
以下の文章では、ネタバレは極力避けますが、現在公開中の映画のストーリー・演出等についての情報が含まれています。まだ映画をごらんになっていない場合は、これから先の文章を読むことをオススメしません。




……
さぁ、本編にいきますか。
と、言いたいところだけど、これから映画自体の演出についてひとつひとつ述べていくことはおあずけにしようと思う。

ここに至るまで、もう十分長く書いたし、100分を越える本編の演出をいちいち拾っていたらきりがない。
そして、それらは他のブログの方々が詳細にやっておられる。
僕もおおむね同じ意見だし、まだまだ映画が公開されて間もないし、そんな焦らなくてもいいや、と。


なので、全体的な感想のみ:

今回はドラ映画史上最長、106分の映画。
アニメ映画はだいたい90分前後なのを考えると、内容はぎっしり詰まっている。

でも、たぶん渡辺監督はそれぞれのシーンをもっともっと描きたかったんだろうなぁ、と思う。
そして、僕も、それぞれのシーンをもう少しずつ長い時間味わいたかった。

ピー助とのふれあい。
白亜紀での遊び。
オルニトミムスに乗って駆け抜けるシーン。
ティラノサウルスとアラモサウルスの戦い。
・・・

どの場面も力が入っているけれど、テンポがいささか急ぎ足になってしまっている。
テンポ速く進むのは気持ちが良かったけれども、場面によっては少しせかせかした印象を感じてしまった。そして、原作を全く知らないとちょっと話がわかりにくくなってしまうシーンもあったかも知れない。

『ドラえもん』の映画なので、さすがにこれ以上長くするのは無理だったのだろう。
仕方のないところだと思うが…

それから、作り手側が抱いているF先生と、F先生の作品に対する尊敬の気持ちはひしひしと伝わってきた。
それは、渡辺監督お得意の小物の使い方や、パパのシーンの挿入にも見られている。
原作ファンなら、
「あ、これは」
と気付くシーンがたくさんあって、観ていてとても嬉しい気持ちになる。

演出は、やっぱり渡辺歩!
といったところか。

ビジュアル的な一発ギャグと、オリジナルシーンで涙を誘う演出は健在。
ドラえもんがいくらリニューアルしても、原作を深く読み込んでベースにし、その上で強調するところは強調し、壊すところはあえてぶち壊す渡辺監督の姿勢は変わらないようだ。
こうなってくると、この姿勢はすがすがしくも感じるし。
次は、その次はいったい何をやってくれるのか? という気になる。
そういう意味で、やっぱり渡辺監督はおもしろい!


さぁ、このまま延々と続きそうなので、今日のところはこのへんで終わろうか。

しばらくしたら、また観に行くつもりだ。
初回はキャラクターの表情をどうしても観てしまうため、見落とした点がまだまだありそうだ。もちろんのび太の本棚とか、しずちゃんの部屋とか、僕もかなりの小ネタに気付いたつもりだが、まだまだありそう。
今度はストーリーを知った上で、より深く味わってきますよ!

そして、旧作「のび太の恐竜」もあらためて見なおしてみるつもり。
いまだから見えてくる点も、あるはずだからだ。


去年の四月、テレビアニメのドラえもんは、過去を捨て去ってうまれ変わった。
そして今年の三月、映画も、過去を捨て去って、新しいドラ映画が生まれた。

これをもって、アニメドラえもんのリニューアルはひとまず完了したと言えるのだろう。
さぁ、このシリーズが今後どんなふうになっていくのか。
いまはいろんな点に期待しながら、待ちたいと思う。


書き出すと、あれもこれも、と思い浮かび、散漫な文章になってしまいました。
とりあえず、観た日の記録を残したかったので、このまま記事として載せることにしました。
最後まで読んでくれた人、ありがとう。


※昨年二月。制作発表に寄せて書いた文章はこちら
「のび太の恐竜2006」に寄せて
[PR]
by haschiken | 2006-03-08 01:51 | アニメドラえもん

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