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な、なんと!! 先週のドラえもんを観るのを忘れていたよ!!

これはいかん、ということで、録画してあったものを観ました。

『な、なんと!! のび太が百点とった!!』
と、
『デビルカード』
という、なんとも濃い2本立てだったんですねぇ。

両方ともピリッと風刺の効いた独特の雰囲気を持つエピソード。
F先生が語るところによれば、風刺を意識してドラえもんを書いたことは無いということだが、これらのエピソードはやはりどこかにそういった要素を感じざるを得ない。ネタとして扱うためにマスコミの煽動やカード借金というものを客観的に描き出してみたところ、けっかとして鋭い作品ができあがった、というところか。
F先生の物事を冷静に見つめる視点、そしてそれを児童漫画の中にわかりやすくシンプルに再構成する技術には、本当に感心してしまう。

さて、それぞれのレビューといきますか:






『な、なんと!! のび太が百点とった!!』

てんコミは名作ぞろいの25巻から。
余談になるが、この25巻、そして16巻、18巻を僕はてんコミ中最も作品レベルの高い巻だと個人的に思っている。どれも、読み応えがあって、おもしろいし、バランスもいい。『ドラえもん』という作品の中で非常に重要な意味を持つエピソードもたくさん入っているので、初めて買う人にはまずこの3冊をおすすめしている。

今回ついたサブタイトルは、
「最初で最後か?」
というもの。
ま、この程度ならついてもいいかな、とは思うが…
総合的にみればやはりいらないんだけどね。
ともあれ、おそらくはこれが、その後のび太が息子のノビスケに見せびらかすことになる百点の答案なんでしょうな。

タイトルからいきなり百点とったシーンにバーンと入る展開はそのまま。
当然です。
この話、百点取ることは話のきっかけに過ぎませんから。
それまでにのび太がコツコツ勉強したとか、そういう百点に関する理由は全く必要なし、それだけでなく、「のび太が百点をとった!」ということの事件性wみたいなインパクトを与えるためにも効果的。

その答案が、なんと問題まで原作通りだ!
これ、やたら難しいので有名(でもないけどw)だったりするんだけど、実際難しいよ…
分数の割り算なんて、たぶん今は六年生でやることだと思うし、エックスを使った一次方程式まででてきてて、小学生の範囲を越えちゃってる。
ま、しょーもないツッコミといえばそれまでだけど。


・「明太子を食べたあとに野菜を食べるとすっげえマズイ」
そうなんですか。
今度やってみよう…w

・怒ったのび太の顔がおかしい
ドラえもんに
「みてくれよお!」
と迫る場面、あの激怒顔はないでしょ、別の漫画になっちゃってる。
今回はここにかぎらず二本とも作画の点で不安定さが目立ってしまっていたのが残念。

・ピーアール
キャラやしゃべり方はあれでピッタシだと思うのだが、

「ハァーッ!!」

っていうのはなんなのアレ?
なんかこう、スーパーサイヤ人みたいなポーズとセリフはやめてほしかった…


・「おまえがとっったってどうってことないんだよ」
この一連の会話、なんかものすごおく深いモノを感じるのだが、なかなかうまく言い表せない…
でも、スゴいよね…


・ラスト
ママのはしゃぎっぷりがなぁ…
原作通りじゃない、のはいいとして、でも、あそこまでコミカルにやってしまうと、それまでのピーアールによって引き起こされた狂騒との対比が成り立たなくなってしまう…
なんとかのび太の照れ笑いを入れることで素直な喜びを表現できたと言えなくもないけど、やっぱりなぁ…
ちょっとちがうと思う…

このエピソードは演出面で気に入らない点が多かったな。



『世代交代マイク』
ドラミ役、千秋の考えたひみつ道具。
これ見た瞬間、
「すごっ!」
と思ってしまった。僕だけ??
とてもF先生的な発想で、実際にありそうな道具だと思う。
イメージとしては
『テレパしい』と『タマシイムマシン』を合わせたような感じで。

SF短編だったら、屈託もなく、遠慮もない赤ちゃんの残酷な本音が聞こえてくる…
っていう怖い話になりそう。
千秋っていう人の言葉を見聞きするたびに、この人はドラえもんの作品世界ってものがホントに好きなんだろうなぁ、と思ってきたが、今回のこのアイデアは本当に驚いた。すごくツボをおさえたいいネタだと思う。マジで。


ドラビアクイズ
「ホントは微妙に浮いている」のはオマエらのほうやぞ! 
と突っ込みたくなってしまったw
まぁ、こういうのって小学生の受けはそれなりにあるだろうし、昔からいろいろやってきていることなので、積極的に反対はしないけど。



『デビルカード』(てんコミ22巻)
死んだ犬さえ死ななかったことにするドラえもんだが、こと土地とお金に関してはシビアである。
土地のほうはまだ、島を作ったり、雲の上を固めたりして新しいものを作ったことがあるが、お金を増やすことだけはいままでにやったことが無いはずだ。
お金をネタにした話は数多くあるが、どれも手痛い失敗を食らわされている。
まぁ、僕の欲しい道具No.1である「フエール銀行」を使えばバイバイン式にとてつもない額のお金を手に入れられるのだけど…

この『デビルカード』というエピソードは、そんなお金にまつわる話のなかでも、お金を求める人間の欲と、それにつけ込む存在の寓意を描き出したすさまじい作品だ。
子どものころ、さっと読んだときは、まぁ単なる好き放題→しっぺ返し、のパターンぐらいにしか感じなかったが、簡単にお金を借りることのできる金融システムによって破滅する人々が社会問題化している現在の視点から見れば、もっともっと凄味を感じさせられる話だ。
今回のアニメの演出も、そういった方向をかなり意識していたようで、見ている大人の方がゾクッとした、というようなことも多かったかも知れない。

「イマドキの悪魔にご用心…」
というサブタイトルは、これまたF先生の名作短編『メフィスト惨歌』を思い出したが、そこはラストシーンできっちりと落としていた。こういう展開は結構うれしい。

悪魔に、おねえ言葉で寄りついてくるのと、ダミ声で凄むのと、二面性を持たせたのは良かったと思う。
こういうのが全く現実な世界って、あるんでしょうねぇ、きっと…

デビルカードをじゃらじゃら振ってお金を出すのび太を見るしずちゃんの顔が恐怖に染まった顔になっていたけれど、ああいうふうにするならもっとセリフなどで、不自然に金回りのよくなった知り合いを見る怖さ、みたいなものを表現しても良かったかもしれない。
あのままではちょっと中途半端。


そして、個人的には、
「ぼくの身長が~~」
と泣き叫ぶときののび太の演技がとても良かった。
あんなに大泣きしてるのは、とっても新鮮で、リアリティもあって、場面にぴったりだったと思う。



と、いうことで、今回のデビルカードは久々に楽しめたいい仕上がりだった。

次回はハルバル氏に期待だ!!




※いまアニメの公式サイトを見てみたら、のび太が悪魔を呼び出す道具、あれに「悪魔ット」なる名前がつけられているようだ…
いや、そこまでがんばらなくても…
名前無いなら無いでいいじゃない…
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by haschiken | 2006-10-02 22:19 | アニメドラえもん

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