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> 毎週恒例ドラえもん評2/11:のび太の結婚前夜
いつのまにか
ぼくは夜中に、ひとりでトイレにいけるようになった。
ひとりで電車に乗って、
会社に通うようになった。
でも、ほんとうにぼくは
かわったのかなぁ。
ドラえもん、
ぼくはあした、結婚するよ。


いや、僕はまだ当分結婚はしないつもりですが…
上に引用したのは、「のび太の結婚前夜」の映画が公開されたときのコピーとして使われたもの、だったと思います。フイルムストーリーから引用しました。

初めて見る作品ではないし、原作やフイルムコミックは数え切れないぐらい読んでいるので、いまさら何を語ろうか、という気もするけど、やはりいい作品だと思います。

いままでにもこのブログで語ってきたことだけど、ドラえもんの究極的目標ってなにかと言えば、のび太を幸せにすること。では、なにがのび太のしあわせか、と言えば、具体的にはしずかちゃんとの結婚、なわけです。そういう意味で、このマンガはドラえもんの連載史において、ひとつの区切り、となるエピソードであるわけ。それまでののび太とドラえもんの歩みの成果が描かれている作品で、のび太に思い入れのあるファンにとってはたまらない作品。

が、この「映画」版のほうは、それを前提としながらさらなる要素として、しずかちゃんを主役に作られている。
タイトルは「のび太の結婚前夜」だけど、この映画で一番のみどころといえばやはり終盤、しずかちゃんのパパが娘に想いをかたるシーン。この場面はさながらしずかちゃん版「ぼくの生まれた日」。
前半のエピソードものび太の失敗や思いやりを描いているんだけどそれは、しずかちゃんの視点から。結婚にともなう父との別れ、という題材は現代から考えると古い考えになっちゃうかもしれないけど、そこはそこでドラえもん。もう一昔まえのマンガなんだからこういう様式でいけばいい。なにも花嫁の規範を示そう、なんていう映画じゃないんだし。

話は変わるがこのころの渡辺歩氏(「結婚前夜」と「帰ってきたドラえもん」)はやっぱりいい仕事してると僕は思いますよ。賛否両論ある彼の演出だけれど、この映画みてても、原作への理解が伝わってくるし、オリジナルエピソードの追加も、表現したいものがあればこそだな、という感じがする。
さらに、「ペロ」とか「真珠のネックレス」とか「タンポポ」とか、原作ファンにはうれしい小物が的確に使われてて、ドラえもん世界の深みは広げられているし。

ただこの映画、ラストシーンがどうも急ぎ足になっちゃているような感じがして、そこが残念といえば残念。もうちょっと余韻が残ってくれるといいんだけど。
あと、スネ夫に
「僕がちょ~カッコ良くなった」って言わせるんなら髪形はやはりパンチパーマよね!

いつのまにやら小学生ののび太よりも、結婚前夜ののび太のほうが歳がちかくなってしまったけれど、そうなってこの映画をみたり、原作を読んだりすると、やっぱり違う感動がある。
ひとつの理想の結婚だよね。


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by haschiken | 2005-02-11 23:05 | アニメドラえもん

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