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> テラヤマ博
先週末は、金、土、日と3夜連続で「テラヤマ博」 というのを観に行ってきた。
寺山修司の戯曲作品を3作、異なる演出家によって作られた舞台で見られるというもの。

寺山修司といえば、国語便覧には歌人として載っていたと思うが、劇作家、詩人、映画監督、評論家など、さまざまな顔を持ち、60年代、70年代の前衛芸術をリードした人物… らしい。
僕も名前はよく聞くのだけど、実際どういう人物なのかいまいちよく知らない。

けれども、知り合いたちの中にも「寺山修司が好き」という人がいたり、演劇部の友人が「いや~、やっぱりあれはすごい人やで」なんて言ってるのを聞いてたので、それなりに興味はあって、インターネットで偶然見つけたこの催し物、せっかくなので観に行ってみよう、ということにした。


演劇人としての寺山修司は、やはりいわゆるアングラ劇、前衛劇の旗手として有名らしい。で、実際見てみてどうだったか、というと。
う~ん、前衛だ!w








いやほんとにわけわかんない世界。
ストーリーなんてあるのかないのかわからない。
でもどころどころ、不思議なセリフにハッとさせられたり、俳優の肉体、その動き、照明、音楽なんかが融け合って生まれるワンシーンに新鮮な美しさを感じたり、まさに前衛芸術! というステージ。


まず金曜の夜に見たのが、
『書を捨てよ、町へ出よう、とか』
というヤツ。

なんていうんだろう、オムニバスというか、コラージュというか、基本的に詩を断片的に繋いで、その詩を劇表現していく、といったかたちのものだった。
舞台中央にはバスタブ。そしてよく見ると奥に洋式便器が2つ、という演出。
これがもう、そのバスタブの中で男女が絡み合うわ、便器にまたがってパンツは脱ぐわ、すごーく身体張っててw (もちろん隠すとこはギリギリのところで隠してるんですが)
仕事帰りで疲れてた身にとっては正直はじめは引いてしまったけど、だんだんと劇のテンポに引き込まれ、意味があるのかないのかわからない詩的なセリフにけっこう美しさを感じた。


土曜の夜は
『大山デブコの犯罪』

作者が語るところによると、「どうでもいい芝居」らしい。デブが出てきさえすればw

でもこれがいちばん分かりやすいというか、見やすかったような…

お人好しで、与えられたものを拒まずに太り続ける大山デブコとか、突然下半身が魚になってしまった男とか、不思議な登場人物を、いろいろな物に置き換えたり見立てたりすることで、さまざまな解釈ができそうな。


日曜は、寺山の後期の代表作だという『レミング』

これも不気味な作品だったな~。

あらすじは簡単。
あるとき、突然アパートの壁が消え去り、隣と全てが筒抜けになり、さらには得体の知れない人々がずかずかと上がり込んできて…
というもの。

めまぐるしく非現実的に展開していくのだけれど、「壁」、「夢」というものについて挑発的に考えさせるような作品。

とくに、「壁」について。極私的な感想。
よく、「都市の孤独」だの、「現代の孤独」だのを語るとき、個人個人の間に存在する壁の大きさ、厚さなどといった概念が持ち出されて、しばしば批判的に論じられるよね。
ではその他者との間にある壁がすべて取り去られてしまったらどうなるというのか。それは非常に不気味な世界、他との境界を持たない、自分の存在すら危ぶまれる狂気の世界ではないのか。

厚い壁の中で、ときには周りの人間達が消え去ってしまうかのような区切られた世界に生きるのか、あるいは境界の存在しない、自分が何者なのか、存在感や正常さまでもがゆらぐ狂気の世界に生きるのか、あるいはそれは二者択一でなければならないのか…
なんてことを見終わったあとに考えた。

そういう作品だった。
(↑どーゆー作品じゃ!! いや、でも、まぁそういうことなんだって。実際はわけわかんないんだもん)


とまぁ、そういう非現実な世界を体験した週末デシタ。
おもしろかったのはおもしろかったんだけどねぇ… 週末なのに、えらい疲れたな、ってのもあってw
「癒し」とかとは全く別の舞台だったからなぁ。

でも、たまにはこんな風に、価値観とか現実感をひっくり返されるようなものもいいかも。前衛芸術。
わけわかんない。
でも何か感じられる、かもしれない。
そういう経験も、悪くないかも。

9月にも別な劇団で寺山作品をやるというチラシをもらったので、それも行ってみようかな。
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by haschiken | 2007-07-24 22:11 | 日々

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