>
☆管理人:haschiken

ドラえもん好き。
外国語好き。
本が好き。
音楽も好き。
流行りものとは無縁…

管理人のtwitter
そしてそのtwilog

★記事がおもしろければお気軽にコメントを。
★トラックバックもご遠慮なくどうぞ。(残すかどうかの判断は当然管理人がします)
★記事引用の場合は、引用の後ひとこと声をかけてくれればうれしいです。このブログからの引用であることを、明記してくださるよう、お願いします。
★リンクはご自由に。

☆リンク☆

藤子F関係ブログ
TheSkyBeans
commonplace days
パンポロリン!
青い空はポケットの中に
藤子不二雄ファンはここにいる
はなバルーンblog
博士のイチゴな愛情
スコシフシギ(SF)な日々
月あかりの予感
何かいいこときっとある♪
今をトキめかない
並平満夫の日記
ガキ大将☆ブログ
わさドラブログ



藤子F関係HP
藤子不二雄atRANDOM
藤子・F・不二雄FAN CLUB
ドラえもんSuperDatabase
アニメドラえもん公式サイト


その他
笑う門には福来たる!
ひらめ・とーく

Blog People

> 映画『魔笛』
夕方に突然、
「映画でも見て帰るか」
という気分になり、『カッパのクゥと夏休み』と『魔笛』のどちらにするか迷った末、劇場へのアクセスのしやすさなどから『魔笛』を選択。

モーツアルトのオペラをケネス・ブラナーが完全映画化したという作品。
http://mateki.jp/

なんでも、原作オペラではどことも知れぬ不思議な世界だった物語の舞台を、斬新に第一次世界大戦の時代に置き換えて描いたという。
う~ん、どうだろう。
『魔笛』ってそもそもの台本がかなりあやふやで、第1幕と第2幕でストーリーが矛盾したりもしてるオペラなので、無理に具体的な舞台を設ける必要はないのでは? なんて思いながら、その程度の予備知識で見に行ってきた。

劇場に入った瞬間、
「あ、しまった!」
とちょっと幻滅。
歌詞がすべて英語になってる。
そうか~、イギリスの映画だもんな~。
でも、「伝統芸能」としてのオペラっていうのは、セリフの響きとメロディの調和まで含めてひとつの完成された作品だ、と思ってるからちょっと残念。やっぱり微妙に聞いたときの雰囲気が違ってくるんだよね。





でもいざ見始めてみると、(おそらく)音楽を完全に変更無く拾っているためか、それほどの違和感は無し。
でも… 一時間ほど経って、
「あれ? 魔笛ってこんな話だったっけ??」

どうやら英訳する際に、舞台設定を第1次大戦の戦場としたことに伴う変更がけっこう入ってるみたいだ。
そうだったのか。

ではそれに不自然さを感じるのかというと…
たしかに感じるのだけど、その違和感がけっこう面白い効果を呼んでいる。

たとえば映画冒頭の場面。
モーツアルトによる序曲に乗って、綺麗な日差しの野原が映し出される。しかしそこは塹壕戦の真っ只中。大砲はドカドカと火を噴き、戦闘機は乱れ飛び、突撃していく兵隊はばたばたと倒れてゆく。その後ろに流れているのはモーツアルトの軽快で底なしに明るい音楽。
はじまって数分間のこのシーンの印象がすごい。
ふつうの『魔笛』の演出ではありえないであろう「戦場」というシチュエーション、さらにふつうの戦場の描写としては明らかにおかしいのどかな花畑、モーツアルトの音楽。この「2重の異化」みたいな描き方が映画全編貫かれている。
そう、第1次大戦を舞台にしたからと言ってその時代をリアルに描くことは決してなく、メルヘンやファンタジーにまみれた「戦争」。

この描き方の感じ方はいろいろあるだろうが、僕には強烈なブラックユーモアにしか思えなかった。
メルヘン化された戦争も、やたらに「ラブ&ピース」を前面にだしたストーリーに感じる違和感も、やたらと平和主義を強調するザラストロのうさんくささも、はりぼてみたいな特撮(たとえば、戦車に乗って登場した夜の女王[このシーンはなかなかかっこいい]が、第2幕の超絶アリア「わが心は地獄の復讐の炎に燃え」を歌いながら空中浮遊をする、あのビミョーな空気。オペラであれば最大の見せ場であるはずのシーンで、あんなにダサい演出をするなんてワザととしか思えない)のヘンテコな違和感も。全部ブラックユーモア。
「良質な悪趣味」というか、「趣味の良い悪ノリ」というか、そういう空気感が全編を覆う『魔笛』。
僕はけっこうおもしろく見た。

でも、『魔笛』のあらすじを知らないとわけわからなくなるかも。
もともとがかなり危うい台本だし、「ラブ&ピース」のテーマを押し出したぶん、さいごのパパゲーノとパパゲーナのエピソードとかが「なんの関係があんの?」てな状態に… 関係なんてたぶん無いんだけど。いちおうそのフォローのためかパパゲーノとパパゲーナの関係の設定の変更があったけど、いまひとつな感じ。
あ、人間関係の設定変更といえば夜の女王とザラストロにも少しあって、こちらはけっこうドラマとしておもしろくなってる。

あと言うとすれば…
主役級にはオペラ歌手が使われてるそうだけど、せっかくなので…
タミーノはともかく、パミーナはもうちょっとかわいらしい人のほうが良かったのではないかと。
どうせ映画で歌はアフレコなんだから、俳優を歌手にする必要性はそんなに無かったのでは、と思う。
ちょっと老けた感じに見えてしまって、夜の女王とどっちが若いのかわからないぐらいだったので。オペラではよくあることらしいけどね、訳の年齢と歌手の年齢が全然対応しないことって。
[PR]
by haschiken | 2007-08-18 01:25 | 映画

非日常の楽しいことを求めて
by haschiken
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
> 検索
> 最新のトラックバック
大阪フィルハーモニー交響..
from オペラの夜
おめでとう!!藤子・F・..
from 藤子マニアのギター弾き
だい!ぜん!しゅう!
from TheSkyBeans
『藤子・F・不二雄大全集..
from はなバルーンblog
藤子・F・不二雄大全集 ..
from commonplace days
祝・藤子・F・不二雄大全..
from MiSTTiMES Blog
ネコでも分かる「新のび太..
from 壊れかけのAKi-Radio
藤子・F・不二雄大全集刊..
from 青い空はポケットの中に
で、結局『緑の巨人伝』は..
from Ashiko K Milk
映画ドラえもん『のび太と..
from 青い空はポケットの中に
> ファン
> ブログジャンル
> 画像一覧