>
☆管理人:haschiken

ドラえもん好き。
外国語好き。
本が好き。
音楽も好き。
流行りものとは無縁…

管理人のtwitter
そしてそのtwilog

★記事がおもしろければお気軽にコメントを。
★トラックバックもご遠慮なくどうぞ。(残すかどうかの判断は当然管理人がします)
★記事引用の場合は、引用の後ひとこと声をかけてくれればうれしいです。このブログからの引用であることを、明記してくださるよう、お願いします。
★リンクはご自由に。

☆リンク☆

藤子F関係ブログ
TheSkyBeans
commonplace days
パンポロリン!
青い空はポケットの中に
藤子不二雄ファンはここにいる
はなバルーンblog
博士のイチゴな愛情
スコシフシギ(SF)な日々
月あかりの予感
何かいいこときっとある♪
今をトキめかない
並平満夫の日記
ガキ大将☆ブログ
わさドラブログ



藤子F関係HP
藤子不二雄atRANDOM
藤子・F・不二雄FAN CLUB
ドラえもんSuperDatabase
アニメドラえもん公式サイト


その他
笑う門には福来たる!
ひらめ・とーく

Blog People

> チャップリンの映画をたっぷり

この3週間、毎週末に大阪ミナミは千日前の国際劇場へ、『チャップリン映画祭』を見に通っていた。

チャールズ・チャップリンの没後30周年を記念して、代表作を週替わりで一気に上映するというもの。
気づくのが遅くて、3週分しか見られなかったけれど、いやぁ〜おもしろかった。

「名作」と言われるものを映画館で見る経験、っていうのはなかなか貴重なので、機会があれば積極的に行くようにしているんだけど、1週間ごとにチャップリンの代表作を見られるなんてのは、ものすごい豪華。
ビデオソフトで見て知っている作品でも、やはり大きなスクリーンで見るとまた違った発見などがあり、あらためてすごさを実感。

3週間で見たのは、トーキーになって以降の『独裁者』、『殺人狂時代』、『ライムライト』に加えて、サイレント時代の中編が3つ。







『独裁者』は今までにもテレビ放送やビデオで何度か見ている作品だけど、何度見てもおもしろいし、いろんな視点で楽しむことのできる作品だなぁと思う。
チャップリンの作品の中でも最高傑作と評する人も多いみたいだけど、(しかし実際最高傑作を選べなんていうのは超難題だろう。『独裁者』だけでなく、『キッド』、『街の灯』、『モダン・タイムズ』、『ライムライト』と、ちょっと思いつくだけでも傑作が目白押しだもん)たしかにドタバタ、ヒューマンドラマ、社会批判などなどチャップリンの映画に特徴的な要素が凝縮された、密度の濃い作品だと思う。


『殺人狂時代』は、それまでの放浪紳士チャーリーというキャラクターを捨て、殺人鬼を演じたチャップリンにまずびっくり。
表情や動作は愛くるしいままのチャップリンが、まるで『羊達の沈黙』のレクター博士のようなキャラクターを演じる不気味さ。
この作品は、ラストシーンでの、
「一人殺めれば犯罪者だが、戦争で100万を殺せば英雄となる」
といった意味のセリフが有名になってしまって、そのおかげで今も昔も政治色の強い作品と見られることが多いようだけど、僕はそこまでには思わなかった。
たしかに強い厭戦感や社会批判の主張は感じられるけれど、それは物語の中での一つの要素としてキャラクターづくりに機能しているのにすぎないと思う。それよりも、ホラータッチというチャップリンの新しい試みが見られる異色作としての魅力のほうが大きいのではないか、と。


そして、今日見てきた『ライムライト』
これは「凄み」を感じさせられる作品だった。

ひとことで言えば、「人生とは…」っていうテーマかなぁ。
こうやって言葉にしてしまうとなんだか陳腐だけど。

落ち目の芸人と挫折したバレリーナの出会いから始まる数奇な物語。
考えようによっては似たような境遇にある二人だが、決定的な違いがある。
バレリーナのテリーはまだ世に出る機会に恵まれていないが、老芸人カルヴェロはもう全盛期を終えたという違い。
この対比、それほど珍しくもない対比だけど、この対比が素晴らしく効果的で、物語の中にあるさまざまなテーマを浮き上がらせていたように思う。
人生を重ねていくことの厳しさ、過酷さと、楽しさ、美しさが随所に描かれていて、本当に味わい深い。

全体を通して、とても純粋で高潔な何種類かの「愛」が絶えず存在するけれども、安易にそれに頼らない。
世の中の厳しさというものを忘れず、その中でしっかりと生きることの崇高さが根底にある。
有名なセリフ、
Yes, life can be wonderful, if you're not afraid of it. All it needs is courage.. imagination...and a little dough.

にもあるように、現実にしっかりと足を踏ん張ったうえで夢を見て、希望を持つ。
やっぱり僕、こういう生きざまの物語が好きだ。
Life is a desire, not a meaning.

という言葉も心に残った。

この『ライムライト』は含蓄たっぷりのセリフであふれているし、その他にも『独裁者』のスピーチなど、彼のトーキー作品には台本をじっくり読んで味わってみたくなるほど魅力的な言葉で溢れている。
チャップリン自身はトーキーには長い間否定的だったらしいけど、そんなことが信じられないくらいに、彼の言葉が見る側にずどんと届いてくる感触がある。


前から思っていることだけれども、やはりチャップリンこそが、史上最大の映画人と言えるんじゃないだろうかなぁ。
それは、製作・脚本・音楽・監督・主演をすべて自分でやってしまう多才さだけでなく、彼の表現した映画こそが、大衆芸能としての映画でしか表現できないものであり、映画が表現しなければならなかったことではないか、という思いがする。
[PR]
by haschiken | 2008-02-18 01:15 | 映画

非日常の楽しいことを求めて
by haschiken
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
> 検索
> 最新のトラックバック
大阪フィルハーモニー交響..
from オペラの夜
おめでとう!!藤子・F・..
from 藤子マニアのギター弾き
だい!ぜん!しゅう!
from TheSkyBeans
『藤子・F・不二雄大全集..
from はなバルーンblog
藤子・F・不二雄大全集 ..
from commonplace days
祝・藤子・F・不二雄大全..
from MiSTTiMES Blog
ネコでも分かる「新のび太..
from 壊れかけのAKi-Radio
藤子・F・不二雄大全集刊..
from 青い空はポケットの中に
で、結局『緑の巨人伝』は..
from Ashiko K Milk
映画ドラえもん『のび太と..
from 青い空はポケットの中に
> ファン
> ブログジャンル
> 画像一覧