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カテゴリ:アニメドラえもん( 83 )
『新・のび太と鉄人兵団』@大人だけのドラえもんオールナイト
やってきました、春休み!

いやいや、春休みなんてもののある生活から離れて久しいですが、やはり春休みといえばドラえもんファンにとっては年に一度の映画のシーズン!

今年の春は、名作『のび太と鉄人兵団』の再映画化、『新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち』ということで、いろいろ注目を集めたけれど、公開されてからはなかなかの好評を得ているようです。
僕も今年の映画の出来はとてもいい! と思っております。

というわけで、今年もはるばる行ってきました3月4日の「大人だけのドラえもんオールナイト」。
ついに更新に一年以上間が開いてしまったこのブログですが、久しぶりに書いてみましょう。
例によって、映画館でとったメモを頼りにしておりますので、一部不正確なところがあるかもしれません。
メディアが取材した記事も出ているようなので、そちらもどうぞ。
【http://cinema.pia.co.jp/news/155303/42223/】

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by haschiken | 2011-04-04 22:52 | アニメドラえもん
『のび太の人魚大海戦』@大人だけのドラえもんオールナイト

さてみなさん、いつものごとく、お久しぶりです。

ブログを書かなくなって久しくなり、さらには昨年末頃からtwitterもやり始めたので、もうこのブログの更新は絶望的ではないかとさえ思ってたのですが、突発的に復活させました。

話題はもちろん、ドラえもんの新作映画『のび太の人魚大海戦』
いや〜、その前に、「フィーバー! ドラえもん映画祭!」と化した2月の週末にちょこっと参加した件も書こうかなと思ったのですが、まあそれは置いといて… 

今回の映画は、久々に復活した「大人だけのドラえもんオールナイト」に参加して公開日の深夜早々に見てきました。

金曜、仕事帰りにそのまま新幹線に乗って関西から六本木へ。
史上最大の寄り道、でした。

以下、レポートというか感想というか。
核心についてのネタバレにはいちおう気をつけますが、映画をまだ見てない人は余計な先入観がつく可能性などもありますので、各自判断して読んでください。

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by haschiken | 2010-03-14 23:31 | アニメドラえもん
『新・のび太の宇宙開拓史』みてきた
今日は帰りに寄り道をして、『新・のび太の宇宙開拓史』を観てきました。

職場から近い大阪市内の劇場ではなぜか最終の上映が16時台ばっかりで、ちょっと遠回り。
おかしいなあ、去年までは仕事をさーっと追えた日に、18時ぐらいからの回を観てたはずなんだけど、今年はひとつもない。
「子どもは夜に映画を観ることを禁ず」みたいな条例でも出たのかしらん。

ドラえもんの映画が子ども連れで込み合っているのは正しいことで、喜ばしいことではあるんだろうけど、自分が観るとなれば、やっぱり空いてるところでゆっくり観たいのですよ。

小さい子が多いと、やっぱり、集中力が持たなくて泣き出したり、立ち歩いたり、そうでなくても映画に夢中になって感動して大声で泣かれたり、ストーリーの解説を事細かにおっぱじめられたり(気持ちはわからんでもないし、僕はストーリー知ってるっちゃあ知ってるので、かまわんのだけど、やっぱり言わない方がいいよ?w)、親がでたらめなドラえもんの話を吹き込んでいたり、といろいろ気になることがでてくるものなので。
というわけで、ふと発見した平日夜の回に、急いで行ってきました。
突然だったので、公式サイトの割引券も持って無かったんだけど、まあいいや。

で、その映画。
全体的にはけっこうおもしろく仕上がってたと思いますよ。
時間の使い方がうまくて、間延びすること無く、急ぎ足になることもなくストーリーが進んでいって、盛り上がるところは盛り上がって。
というか、映画を観ながら、あらためて、『新』はともかく、『宇宙開拓史』ってよくできた、おもしろい話だなあ、と感じましたよ。
僕らの世代(平成初期に小学生だった人たち)にとってはもしかしたら印象の薄い(『雲の王国』や『ブリキ』などに比べて)作品かもしれないけれど、やっぱり大長編ドラえもんの中でも傑作に数えられるべきものです、あれは。

映画ドラえもん初作品である『のび太の恐竜』が、もともとは中編として先に出ていたものだったのに対して、2作目の『宇宙開拓史』は始めから映画用の大長編として書かれた初めての作品。

この作品で初めて見られる物語の形が、その後の大長編のお手本となっていったといえそうな部分も多いんですよ。
たとえば、
「時空のゆがみ」的な理由で、のび太たちの世界と、ちょっと違う「あっちの世界」がつながったり。
のび太たちが自分たちだけの遊び場を求めて「あっちの世界」へ行くのが冒険のきっかけだったり。
「あっちの世界」で出会った少年と友情がめばえたり。
そういった要素が、これも『ドラえもん』のルーツのひとつであるといえる、「西部劇の世界」というモチーフの中でうまく溶け合っていて、非常に完成度の高い作品ですね。

と、こういうことなら、
「別に『新』にしなくてもいいじゃん」
って流れなんだけど、まさにその通りでw
今回は新要素がことごとくスベってるというふうにしか思えなかったなあ…
ま、それは別の場で。

ネタバレしない範囲で軽く書くと:

・開始5分で、「おいおい、脚本家が同じだからって同じ展開じゃなかろうな!?」と不安にw さすがにそれは無かったけど… こっちはこっちで微妙な…
・大長編ドラえもん史上屈指の名シーン、戦いの最後でなんてことをっ!!
・ていうか、要するにモリーナっていらんやん??

てなところでしょうか。

なんか今回のは、いろいろと注文をつけたいところはあるんだけど、全体としては「おもしろいんじゃないの」っていう感想がわりと自然に出てくる。
それはつまり、原作のある部分の描き方が上手だったということじゃないだろうかと、いまの段階では思っているのだけど、それって追加された新要素が全然メインストーリーに溶け込んでないよ~、ってことになるわけで、ここまで考えてみたところ、まあその通りかなと…


来年は、あっち方面のようですね~。
個人的には、あっち方面の話は、いまのドラえもんの演出にはちょっと合わないんじゃないかと思ってるんですが、まあどうなるでしょうねえ。

と、ひとまずの感想はこんなところで。
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by haschiken | 2009-04-01 01:24 | アニメドラえもん
大晦日ドラ


むむー。

前回の記事に、
「今年は記事を書くぜ!」
みたいな威勢のいいことを言っておきながら、また時はすぐにゴウゴウと流れてしまいましたね。

ということで、手遅れにならないうちに、大晦日のドラえもんの感想を。

と、いっても、なぜかレコーダーの調子が悪くて、最初の30分が見られておりませんのだ…

だから、今回いちばんの目玉であろう、『ゆうれい城へひっこし』を途中からしか見ていない… ドラえもんの喋るドイツ語も聞けていない… 残念。
なので、この『ゆうれい城へひっこし』についてはあまり語るものがありません。
なんと! バルーンBlogのおおはたさんのおかげで、『ゆうれい城へひっこし』も見ることができました! おおはたさん、ありがとうございます! というわけで、『ゆうれい城へひっこし』についても近いうちに記事をつくりたいものです。)

ロッテ・ミュンヒハウゼン嬢はものすごく可愛い顔になってましたね。
かつての『ハグしちゃお』のOPアニメに出てきていたロッテよりも、目元などがより「可愛らしく」なっていたような。
エーリッヒと話しているときの表情なんかはほんとにあどけない少女といったところで、可愛かったんだけど、バイクを乗り回すキャラクターから考えるともう少ししっかりした印象でもよかったかも。


さて、その他新作が2つ。


野比家が無重力

次回の映画が
『新 宇宙開拓史』
ということもあってか、「ドラえもん」でメッセージを募集して若田光一さんに託す企画が発表されたりと、いろいろと宇宙に関する話題が出てきてますが、実は今年は、「世界天文年」なんですよね。
カリレオ・ガリレイが初めて字策の望遠鏡で天体観測をしてからちょうど400年ということで定められたようで。
『宇宙開拓史』のリメイクを含めて、今年のキーワードが「宇宙」になってるのは、そのへんの影響でしょうね。

さて、この「野比家が無重力」は科学的なネタがコンパクトにまとまった、ドラえもんらしいおもしろい話ですよね。
「重力」と「重さ」の関係とか、さらっと触れられているけど、中学校の理科でこの話題が出てきたときなんか、密かにこの話を思い出したりしていたものです。

今回のアニメでは、「作用と反作用」の説明も加わってたのもいいですね。無重力だからって「物が浮く」わけではないんだけど、ついつい勘違いしがちなことですよね。

アニメ全体の演出が「ギャグ」の方向でまとまっていたのがいちばんよかったんじゃないかな。
これが学習マンガ風になってしまうととたんにつまらなくなってしまうから。

気絶したドラえもんがプカプカ漂ってたり、しずかののび太に対する反応とか、うまい感じにおもしろくなってました。



ネズミが去るまであと4時間

ドラえもんのスラップスティックな傑作、「ネズミとばくだん」をちょうどネズミ年の大晦日にもってきたもの。
ちょうど前年の大晦日スペシャルで、

「今年はな、

ネズミ年だ!

のネタを使ってから丸1年。

最後の最後にあれだけ暴走したドラえもんが見られたのは、いいプログラムだったんじゃないかなあと思いますね。

それにしても、こういうドタバタをやらせたらやっぱりわさドラは抜群におもしろい、というのがあらためて感じられる回でした。
この方向は大事にしてほしいものです。
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by haschiken | 2009-01-12 22:58 | アニメドラえもん
で、結局『緑の巨人伝』はどうだったのか?

おひさしぶりです。

前の記事で、今年の春のドラえもん映画、『のび太と緑の巨人伝』を見たということを書いてから消息を絶っておりましたワタクシですが、ひさびさに復帰しようかと思い立ち、新しい記事を書いているところであります。

んで、まぁ、前回の記事では映画を見てなんかモヤモヤな感想を持った、ということしか書いてなかったんですが、その感想を僕の中でまとめて記事に書こうとしていたら、なかなかまとまらなくて、しまいには見た映画の細かい内容を忘れてしまいはじめた… というアホな結果になってしまいました。

映画の感想をまとめるまでは、コミック版を読むのもおあずけ! と思っていたら、いつまで経ってもコミック版を読めないではないですか!!

と、いうことで、いいかげん、なんとかまとめをしておいて、このブログも次に進みたいと思います。
ただし、細かいストーリーは忘れかけているので、全体的な感想のみで。

というか、もうひとことで済ましちゃおうとすると、
あの映画は、

「いままでにないドラえもんを作ろうと頑張ってみました。
その結果、ドラえもんとは全然別物のアニメができてしまいました」


ということにつきるんじゃないかと思うんですよ。

その挑戦は僕は評価したいと思うんですよね。
映画の半ばあたりまでは、「こわれておわびする!!」などなど、過去の作品へのオマージュと思われるセリフや場面もたくさんあったけど、あそこまでたくさん使っているということは、単なる遊びというだけではなくて、F先生の作品に対する敬意と、それを乗り越えていきたいんだという挑戦があらわれているんだと思うんです。
「植物との交流」というテーマそのものも、F先生が『ねじまき都市冒険記』で描ききれなかったテーマだし、それをわざわざ選んだ、ということも、製作する側としては大きなチャレンジだったはず。

で、それでどうなったかというと、
たしかにいままでのドラえもん映画にはなかった作品ができた、とは思う、
でも、それはもはやドラえもん映画じゃないよ! っていうものになっていた。
ということだったのではないかと。

「ドラえもん映画じゃない」っていう主張はもちろん曖昧で、好き嫌いも係わってくるものなんだけど、ひとつ客観的な要素をあげるとすれば、物語として、5人のレギュラーが生かせないものになってしまった、っていうのがありますよね。

後半以降は、「のび太とキー坊の物語」になってしまって、ドラえもんたちの出る幕が無い。これはやはり致命的だと思うんですよ、たとえおもしろい作品であっても、ドラえもんのおもしろさ、というものからはかけ離れたものになってしまう。(僕の場合は、おもしろいとも思わなかったんだけど)

その他にも、
・物語の展開が早すぎ、というか、なぜそうなるか説明することがなくどんどん進んで、わけがわからなくなる。
とか、
・感覚的なシーンが多くて、考えてみると何が起きたのかさっぱりわからない。
とか、まぁいろいろと不満のある作品でした。

というわけで、今回の作品は、僕はもう失敗作であると言い切るほかないものなんですが、少なくとも、はじめに書いた「いままでのドラえもん」に対する挑戦する姿勢だけは評価したいと思ってるんです。
原作ファンとしては、リメイク一辺倒でいってくれてもそれはそれで嬉しいんですが、さすがにそういうわけにもいかないでしょう。
新しいドラえもんの魅力が見られるなら、そこに期待したい気持ちもあるんです。

ただ、なんでもかんでもアリじゃあないですよね、当然。
もっと『ドラえもん』という基礎にしっかりと足をつけて、そこから新しいものを生み出してほしいなぁ、と。

前の記事で、
「ああいう作品を作ったのはなかなかすごいことだなぁ」
と書いたのは、「果敢な挑戦」と「結果として無茶苦茶になった」という両方の面に対する感慨だったわけです…


と、こんなところですかね。
あの「映画」に対して、いまでも覚えている感想は。


さぁ、これでやっとコミック版が読めるぞw
今回はコミック版と映画版ではだいぶん内容が違うらしいので、コミック版を読めば、またそっちはそっちで思うことが出てくるかもしれませんな。
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by haschiken | 2008-08-11 23:24 | アニメドラえもん
みてきた!
今日、映画ドラえもん『のび太と緑の巨人伝』を観てきた。

今回は事前の情報をほとんどなにも持っていない状態で観に行ったのだが、こういう仕上がりになっていたとは…

観ながら、
唸ったり、
舌を巻いたり、
苦笑したり…

予想以上に新鮮な気持ちで観られた。


細かい感想や、僕の気に入る気に入らないという観点はひとまず置いて、ああいう作品を作ったのはなかなかすごいことだなぁ、というのが簡単な今の気持ち。


詳しくはちょっとずつ語っていければいいな…
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by haschiken | 2008-03-14 00:00 | アニメドラえもん
ひさびさのわさドラ

本当に久しぶりにわさドラを見た。

今年になって、しっかり見たのは数回めかも。
…といっても、別にわさドラが嫌いになって、もう見ないぜ! と決めたとか、そういうわけでは全然なくて、僕は今でもわさドラは好き。
なんだけど、まぁ先月なんかいろいろ忙しくて、レコーダーに撮りためたテレビを見るっていう習慣が消えちゃってたのでね。

加えて、最近はアニメオリジナルの、正直あまりおもしろくなさそうなエピソードが続いていたので、わざわざ見なくても… いいか、てな気持ちになってたことおある。
(わさドラオリジナルの話の作り方はなんとかならんもんかな〜。)


さて、先週の金曜は時間的余裕もあり、本当にひさしぶりにしっかりと金曜にわさドラを見たわけだが…


おぅ! 
なかなかいいじゃいか!



二本とも原作有りの話で、わさドラらしい良さが出たいい出来だったと思う。

詳しく
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by haschiken | 2008-02-25 00:25 | アニメドラえもん
アニメドラえもん11.30
久しぶりのドラえもん感想。

とはいえ、ドラえもんの放送自体が変則的なこともあってアニメを見るのもなんかひさしぶりな感じ。
だから何気なく見てたらいきなり新映画情報が出てきてちょっとびっくりでした。

まぁ最近のドラえもんって、ちょっと内容も安定してきたかな、という感じは受けるんですけどね。僕の好みとはちょっと違うところもあるけど、まぁ、原作をちょっとアレンジしたものを1本、比較的原作をしっかりアニメ化したものを1本、っていうパターンでいこうとしてるのかな、っていう方向性はわかります。

『ぼく、ミニドラえもん』
これ、はっきり言ってよくわからん話だった。

つまらないことはなかったと思うが、なんていうか、だらっとした展開の話になってしまっていたような。なぜ大蛇が出てきたの? っていう疑問が最後まで。
それから、12月の日本で大蛇はあんなに素早く動けない。(※エスパー魔美『オロチが夜来る!』より)

今回はミニドラがいちばん多く喋った回だと思うが、あの喋りはなかなか良かったと思う。声の表情も十分だったし、「わさドラ」のミニドラ、として個性が共有されているように感じられた。なんとなく、わさドラの喋り方と似ているのだ。

ミニサイズであることをいろいろと生かした演出は良かったが、ジャイ・スネ・しずの活躍するところが少なかったのが残念。


『顔か力かIQか』

これは笑えた!!
人体改造系のネタは変に遠慮するよりも、大胆にやっちゃったほうが絶対おもしろいので、これからもやるときはしっかりやって欲しい!!



そして、新映画の情報。
今日やるってことを全然知らなかったので本当にびっくりだったけど、もちろんしっかり見た。

作画は「2006」のときのようなクネクネ。
ストーリーはキー坊が宇宙へ行ってから、がポイントのようだ。(当たり前か…)
新キャラをやる堀北真希は… う~ん、去年の相武紗季よりはマシかも、ってところかなぁ。ぜひがんばって欲しい。
とゆーか、 相武紗季とか堀北真希のファン層ってドラえもんとそんなに関係あるのかなぁ。。こういうアイドルに興味が出てくるころって、たいていはそろそろドラえもんに対する興味が薄れてくる年代以降、じゃないのか? あ、だからこそその年代をつなぎとめるってこと??

主題歌は絢香。
う~ん、この人の歌はちゃんと聞いたことがない。
しかしまぁ、去年、一昨年と主題歌は悪くないので、あの調子で行って欲しいものだが。

新シリーズの映画も、はや3作目。
こっちもかなり慣れてきたというか、今はあまり細かい情報に一喜一憂するよりも、じっくり楽しみに待ちたいと思う。



で、次回はドラミちゃん誕生日スペシャルねぇ… (アニメ公式サイトがドラミちゃんバージョンになってる
なんかこの「ドラミちゃんスペシャルシリーズ」って、大長編ドラえもんのつまらない版、と化してる気がするのだが… もうちょっとなんとかならないものか。

かつての映画併映作的な雰囲気のものを作りたいのかなと思わないでもないが、はっきり言って足元にも及んでない。

というか、華やかな舞踏会にあこがれて中世ヨーロッパへ行きたいなら(←公式サイト「次回のおはなし」の表現)、マスカール国とかバルテス国とかわけのわからん国じゃなくてちゃんとしたヨーロッパに行きなさいよ。

こういう時代考証を放棄した世界って、F先生亡き後のドラえもんアニメでよく出てくるけど、これはすべてヒドい手抜きだよ。「ドラえもんらしさ」の放棄とも言っていい。

本来の「ドラえもん」においては、メジャーなところではハールーン・アル・ラシード、さらには端役と思われるようなアンブロース・ピアス、山中鹿之助、ミュンヒハウゼン男爵などなど、様々に登場する人物や概念、道具が、しっかりとした歴史や科学の取材に基づいたネタづくりがされていて、知らず知らずのうちに僕らはその世界観の深さを味わえていた。
これはものすごく重要なことのはず。

それっぽい時代、それっぽい世界、を適当に作り出した作品とは、おもしろさが全然違うのだ。それこそが、「ドラえもん」とそのた凡百のマンガを区別する要素のひとつのはずなのに、それをやらないなんて!! F先生に対しても大変に失礼なことだし、そんな「ドラえもん」はつまらない。

ついでに言うと、華やかな舞踏会にあこがれるなら中世のヨーロッパなんかに行っても意味無いと思うけど・・・? 
ヨーロッパの中世なんて、暗黒時代と言われるほど未開な時代ですぜ!?
文明においては、イスラム帝国やビザンツ帝国、中国大陸に遠く及ばない。ジャガイモもトマトもコショウも無い、食べるものといえば塩漬けの豚肉ぐらいしか無かったような、簡単に言うとそんな時代なんだけど。
華やかな舞踏会を求めるなら、少なくとも近世以降、バロックやロココの宮廷文化が栄えないとそれらしいものには出会えないんじゃないかと。
さらに舞踏会がいちばん盛り上がるのはウィーンでワルツが一般化した頃(ワルツはそれまでの踊りと比べて男女の密着度が高いため、大人気になった)だから、もう19世紀の近代だよ。

三銃士のパロディをやるなら、ちゃんとブルボン朝のフランス王国へ行く、舞踏会を描くなら、たとえばマリア・テレジア時代のウィーンとか、19世紀末のウィーン(有名なエリーザベト皇后がいる)とか、そういう設定からきちんとしないとダメ。
ドラえもんで歴史を扱う意味が無い!
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by haschiken | 2007-12-04 00:31 | アニメドラえもん
ドラメモ   ~本当にメモだ~
1か月というのはさすがに長いな


わさドラの放送は延々とお休み中。

来週やっと再開されるみたいだけど、なんかもうほとんど生活の中から消えそうだぞ、「ドラえもん」


ということで、ちょこちょこっとメモ程度に。


9/14
・『私のジャックをとらないで』
出木杉のキャラづくりは間違ってます。ああいうのはダメ。
人形の動きがとても「人形らし」かったのがよかった。
なんというか、人っぽく動いてるんだけど、人形の堅さを残してるような動きが表現できていて、コミカルだった。

・『のび太が育てたかぐや姫』
原作からは大きく話が変わっていた。けっこう不評だったみたいだが、僕はアリだと思う。「かぐやロボット」の話じゃなくて、「おはなしバッジ」的なものとしてみればそんなに不自然では無いのでは。オチも予想できたものの、うまく落とせていたと思う。
ただやはりかぐやの顔と声はもうちょっとなんとかしてほしかったな。


9/21
・『おつかいは孫悟空 ぞうきんがけはシンデレラ』
タイトル長いよ…
「マッチ売りの少女」のネタは途中で読めてしまったが、けっこうおもしろかったのでは。

・『のび太仙人になる!?』
「ムハ」を上手にやったなぁ。
修行の種類が増えてたが、ちゃんと考証はしてるんだろうね。



2週とももっともっと突っ込んで書ける内容がある放送だったと思うが、いかんせんこっちが細かいところを忘れかけてるという…
見返す時間もちょっと無いしなぁ。


んでお待ちかねの次回は『台風のフー子』

正直、ピー助とかフー子とかキー坊とかはちょっと食傷気味な気も。
(つーか今気づいたがこの3つ、名付け方が全く一緒だよ。他にもあるか??)

あと予告で出てたフー子の睫毛が長すぎてなんか気持ち悪いッス。
いや、F先生の女性キャラにとって睫毛が重要なのはよく分かってるつもりだが。
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by haschiken | 2007-10-22 23:54 | アニメドラえもん
アニメドラえもん9/7
ドラえもん誕生日スペシャル『ドラえもんが生まれ変わる日』

今回はぜひなんらかのレビューを書きたい! と思ったのであらためて全編通してじっくり見てみた。
何度も途中で止めたくなりながら…


僕は今では、アニメでオリジナルストーリーを作ること自体は悪くないと思っているし、必ずしもすべて原作どおりにアニメをやることはないと思っている。

しかし今回のアニメについては、細かいストーリーやおもしろさ云々以前の問題があるように感じる。


まずひとつめは、最近まで(結果的に)世間をにぎわした「ニセ最終回」との関連だ。
今回のアニメでは、
・ドラえもんの製造段階での欠陥
・それによるトラブル
・ドラえもんがのび太との想い出の記憶を失いかける
といった例の「ニセ最終回」をイヤでも思い起こさせるような展開になっており、珍しくキツめの対応で決着をし、世間でもそれなりに話題になったわずか数か月後にこんなエピソードを放送してしまう意図がわからない。
「原作のイメージを損ねる」という理由をつけて同人作品にストップをかけておいて、オフィシャル版がたいして変わらないものをやってるのはなんとも理解に苦しむし、あの「ニセ最終回」が好きな人たちには「今回のアニメよりあの同人作品のほうがいい!」なんてことを言い出す人が多そうだ。
僕自身は、あの「ニセ最終回」のネット上での蔓延ぶりに辟易していたので、藤子プロ側の対応は嬉しかったのだが、その記憶も新しいうちにこういうことをやられると非常に混乱する。このタイミングでこういうものをやったのは、オフィシャル版が同人版に媚びたようなかたちになっているようにしか僕には感じられなかった。


しかし、これはタイミング的な問題であり、それさえなければ(つまり「ニセ最終回」騒動がなければ)ある程度は「アリ」だったかもしれない。
だが今回のストーリーにはさらに問題がある。
前回の記事でも少し触れたが、このストーリー展開は、『ドラえもん』という作品におけるひとつのタブーを破ってしまってはいないだろうか。


そのタブーとは何か。
しずか、スネ夫、ジャイアンの3人を22世紀へ連れて行き、セワシと対面させ、あまつさえセワシにしずかのことを「おばあちゃん」と呼ばせてしまっていることだ。

原作マンガにおいては、未来世界を見たことがあるのは出木杉ただ1人であったように記憶している。
さらに、作品中では「のび太の過去」、「のび太の未来」が描かれることは多くても、それらはいわゆるレギュラーの3人と共有されることはまず無い。(「のび太の過去・未来」のなかでの登場人物として描かれることはあっても、だ)
しずかは将来自分がのび太と結婚するなど小学生の段階では夢にも思っていないはずだし、したがってしず、スネ、ジャイの3人はドラえもんがなぜのび太の家に来たのか詳しくは知らないはずだ。
このことは『ドラえもん』という作品において非常に重要なのではないかと僕は思っている。
つまり、「大長編において大人たちの力を借りない」といったようなものと同じような暗黙のルールだったのではないか、と。

『ドラえもん』ではタイムトラベルネタはありふれたもののように思えるが、実は個人的な「過去」や「未来」の扱いはかなりデリケートなものだったのではないだろうか。
とくに「のび太の未来」というものは、ある意味「のび太のために作られた未来」(ドラえもんとの協力や、のび太自身の努力によって)であって、他のキャラクターを巻き込むべきものでは無いように思うのだ。作品中で描かれる「のび太の未来」というのは結局は「その時点での可能性としての未来」なわけだから、しずかやスネ夫たちには別の「可能性としての未来」が存在する可能性があるんじゃないか。

相変わらずの言葉足らずで申し訳ないのだが、要するに、「自分や、身の回りの人々の将来を知っているのはのび太だけ」という状況は作品においてとても重要で、安易に破ってしまうべきものではないと思う、ということ。


今回のアニメでは、のび太がはじめにドラえもんの出生を語るシーン、セワシのことをぼかした説明をしていて、そのときはひと安心と同時にうまくやったな、と関心したのだが、その次の展開で全く無意味になってしまった。
セワシが何者であるかをぼかしてしまったゆえに、しず・スネ・ジャイはどこの誰かよくわからない少年といっしょに「ドラえもんを助け出す」という大冒険をするという不自然な展開になってしまっている。(さらにはしずかは「おばあちゃん」と呼ばれてしまう)
そのあたりを何もなかったかのように流してしまうのはちょっと…


さらに突っ込んで個人的な意見を言えば、もう『ドラえもん』において「未来」を描くことと「ロボットとしてのドラえもん」を描くことはやらないほうがいいんじゃないか、と思う。

「未来」はさっきから言っているように、実は原作において手がかりとなる描写が極端に少ないうえに、そのときどきにおいてさまざまな描き方ができてしまうため、描けば描くほど作品世界にブレが生じてしまう。

「ロボットとしてのドラえもん」については、確かにドラえもんは「ロボット」なわけだけれど、それは単に「設定上そうなっている」だけのこと。
そもそも日本人のほとんどが、「ドラえもん」というキャラクターを、メカニックな意味での「ロボット」としては認識していないんじゃないだろうか。ドラえもんはQ太郎(オバケ)やデンカ(宇宙人)、ポコニャン(不思議ないきもの)などと同じように「少し不思議な存在」でじゅうぶんなはずだ。
そこへ無理やり「ロボットであること」をことさら強調して「改造」だの「ロボットと人間との社会的な差異(今回で言えば、「所有物」や「製造物」として見られる視点)」を取り入れたストーリーをつくるのも、これまた本来の作品世界とのズレが生じると思うのだ。
(こういうテーマは『鉄腕アトム』に任せておけばいい。)


以上の観点から、今回のアニメは僕にとっては「おもしろいおもしろくない」以前に『ドラえもん』としての破綻を感じてしまう、ショッキングなものだったと言わざるをえない。
ストーリー自体はそれほどつまらないものではなかったようにも思うのだが…


以下、細かいところで感じたことを拾ってのひとこと感想;

・パワえもん
う~ん…
クロえもんとかシロえもんとかも出てきそうだなぁ…

ドラえもんズを使わないのはある意味当たり前なので、作り出されたキャラ、ということなのだろうけど、結局どうなのよ?? たとえば彼を出さずとも、キッド(たしかT.P.隊員だったので今回の話にも合う)を含めてあと2人ぐらいのドラえもんズを使っても問題ないんじゃない? っていうストーリーだったのでねぇ。
ただ、オチこぼれ集団のドラえもんズではなくて、バリバリのエリートキャラを作った、というのは効果的と言えるかも。

・Fワールド
ドラえもんとパワえもんとの決闘シーンで、ドラえもんのポケットから出た道具が、わけわからんのばっかりだったので、「あぁ、こういうとこでも原作離れか…」という気持ちに。しかし後からゴンスケのバーテンダーが出てきたり、Pマンそっくりのロボットが出てきたりとサービスもあり。

・ドラえもんの型番
MS903、ってwikipediaにも載ってたけど、今回の新たな設定だよね??
しかしロボットで「MS」といわれるとやっぱり思い浮かぶのは「モビルスーツ」ではなかろうか。「MatsuShiba」の頭文字ってことらしいが。(なんか携帯電話みたいw)

・クラス会の様子
黄色いドラえもんだらけ。
脇役とはいえ同じのがうようよいるのはなんか変な感じ。
ノラミャーコだけが体型、色ともに全然違うのが不思議なので、ここは身体の色ぐらいもっとバリエーション持たせてもよかったかも。

・のび太が語るドラえもん誕生エピソード
おおむね「2112」を踏襲。F先生最後の公認設定なので当たり前か。
しかしネジが抜けた原因にドルマンスタインが描かれなかったのは… ま、タイミング的に近すぎたり、いろいろだろうね。僕も描かないほうに賛成。
前に書いたように、セワシのことを「ドラえもんをほしがる人」とぼかしていたのは(この時点では)評価高い。

・ドラえもんが誘拐されてからのセワシ
あまりにも消極的。(ひいひい)おばあちゃんにも怒られる。
「2112」を見た世代としてはあまりに不自然だ。あの映画ではセワシとドラえもんのあいだには、のび太とよりも長い期間をいっしょに過ごした想い出があり、深い絆があることが描かれているのだから、誘拐されても取り乱しさえしないセワシはやはり違和感がある。ただ、原作だけを見ればセワシとドラえもんがどういう関係だったのかはけっこう謎なのも確か。
実はドラえもんのことを「道具」として見ているのでは? という解釈も可能かな、とは思うが、今回のアニメはそういう考証なんてせずに、単に「ひたむきなのび太と対比するためのキャラ」としてしか使われていないな。
セワシのことが全然描けてない、今回。

・捜索願にはのび太のサインが必要
???
なんで??
ドラえもんの持ち主はあくまでセワシなんじゃないの? とくに必要なシーンとも思えないし、どういう意図があったのか。

・真っ先にゲーセンへ向かうジャイ&スネ
おい、おまえら何しに来たんだよ。
というか、この描き方はジャイ&スネの2人に対してあまりにもかわいそうじゃないか?

・ノラミャーコのいるキャッツショー
なんか小屋の外観が…
あまり上品なショーをやってるようには思えなかったぞ。裏口の雰囲気とか。
イメージとしては20世紀初頭のヨーロッパの場末にありそうな踊り子小屋みたいな感じがした。
ノラミャーコさんの活躍の仕方はちょうど良かったと思う。

・ドラミ
せっかくだから1万馬力設定を活かしてもっと暴れてほしかった。それこそアトムみたいにやってくれてもよかったのに、と個人的;には思う。

・クライマックス
ここもよくわからない。
最後、のび太は引き下がったが、あれで納得したということ?
同じくドラえもんの心中はどうだったの?? できそこないの自分のせいでのび太がダメになる、と「自信ぐらつ機」状態だったのか、単にのび太を安心させるためだったのか???
工場長はそれを見て改心???? え、結局どこに心を動かされたの?????
なんかすべてちぐはぐな感じ。



もういちどまとめた意見を言うと、ストーリーの出来自体なら、そこそこにおもしろいうものにはなっていたとは思う。
同人誌や、あるいはむかしの併映作品(ドラミ&ドラえもんズ)などでサイドストーリー的に扱うのであれば悪くないかもしれない。
しかし、レギュラーアニメ本編として放送することには僕は抵抗を感じずにはいられない。今回はそういうものだった。



あ、あとエンディングもいろいろあったね。

・えかきうた
いきなりの復活!
アニメ本編を見終わって、いろいろと感じることが心中渦巻いていたときにふいに懐かしいイントロが聞こえビックリ。
すんげえ唐突。ま、いいと思うけど。

・『緑の巨人伝』声優公募
ま~タレントよりはマシかな。でもキー坊とかの重要キャラはやめてね。「同級生1」とかそのレベルのキャラにとどめていただきたい。逆にその程度のキャラに公募した子どもたちの声を使うのはとてもいい試みだと思う。

・次回予告
かぐやちゃん登場~!!
しかもなんかえらく大人っぽくなっちゃってないかい!? ちょっと楽しみだけど、なんかストーリーもかなり変わっちゃってるようにも見える。
うむむ…
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by haschiken | 2007-09-10 01:41 | アニメドラえもん
   

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