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> サブキャラ論
昨夜はまいったよ、なんか重いなーと思ってたら、送信に失敗して書いた記事が全部消えてしまった。もう今回からは直接ウェブに書き込まずにテキストエディタで下書きすることにする。

書こうとしてた話題というのが、ぼくドラ22号の付録、未収録作品集について。最初はこれに掲載されてた三作品のレビューのような形でいこうと思ってたけど、「暴力エネルギー探知機」について書いてたらちょっとアツくなって、話はそれつつもながながとドラえもんのサブキャラ論(? なんだそれは)を書いたんですわ。消えたけど。(-_-X)

書き直しバージョンはもうそこから話をはじめまっせ。
「雪だるま…」と「宝探し…」はかるく流します。前者はよくあるパターンの楽しいお話ということで。でも雪の人形たちがとてもかわいい。十本足恐竜もとてもかわいい。F氏の書く動物達ってやはり児童マンガ作家らしくかわいいものが多い。エスパー魔美の「こけし座」とかね。
「宝探し…」はムナシおじさんがでてくる資料として以外には特筆すべきことはないんじゃないかな。宝探しモノということでだいたい筋がよめちゃうし。

ほんで「暴力エネルギー探知機」ですが、これはジャイアンとかば夫(に似た顔のキャラ)との夢の対決が見られます。( ̄ー ̄)
あ、かばおはかばおでもアンパンマンにでてくるかばおくんではありません。パーマンに出てくるほうね。いわゆるガキ大将キャラ。キテレツ大百科のブタゴリラ、オバQのゴジラ、ボクラ共和国のフトマムシ… ろくなあだ名の人がいませんね。

ジャイアンのケンカ友達になって、すぐさま引っ越していってしまいます。
さぁ語りたいのはこっからですわ。




個性的なキャラが登場して、その話のうちに(つまり数ページあとには)引っ越しちゃうってのはドラえもんのひとつのパターンである。
おもいつくままに例をならべてみると、ノンちゃん、多目くん、ミズエさん、小ベンジーを連れた女の子(この子名前あったっけ??)←※1/29訂正この子は引っ越していったんではなかったね。、非常にコントロールのいい少年…
「引っ越す」だけでなく「遠くへいってしまう」に範囲をひろげると、かぐやちゃん、イチ、ピー助、キー坊、ホイくん…
まだまだたくさんいるはず。

で、こういうキャラたちの大半は一回限りの登場でドラえもんの歴史から消えてゆきます。伊藤つばさや茂手もて夫のようにサブキャラとして定着するのはほんのわずか。
スネツグくんやキー坊・ホイ君みたいに再登場するのも数えるほどしかいません。
あの不動の五人以外のキャラがドラえもん世界に根付くのは非常に困難なことなわけだ。
(その意味での出世頭は出木杉くんかな。あとドラミちゃん。それから言わずもがなのことですが星野スミレは少し事情が違います)

ここからが僕の意見になるんだけど、これってドラえもんがここまで(今年で連載から35年)人気漫画でありえた要因の一つだと考えられます。
いいキャラクターがあらわれても、いちいち準レギュラーに取り入れていってたら収集がつかなくなるわけだけど、それだけあの五人のキャラたちはドラえもんのおおもととして、守られてきた。だからこそたまに登場するほかのキャラたちも個性を際立たせてストーリーがおもしろくなる。

多目くんとかノンちゃんって、それ以降ドラえもん世界に定着してもいいくらいのキャラなんだけど、それは許されないわけ。なぜか。この子達はレギュラーキャラと役割が重なってたり、個性を消してしまう恐れがあるからではないか、というのが僕の解釈。
言うまでもなくノンちゃんがいればのび太の永遠の憧れとしてのしずちゃんの位置は揺らぐ。
だから同じのび太の浮気相手でも、ノンちゃんみたいな濃いキャラが登場してきたら困るので、花賀さんとか月形さんみたいなその場限りのキャラがでてくることになる。しずちゃんのいとことかね。
いや、ほんとに、もし80年代になってノンちゃんが帰国してきたりしてたら大変ですね。
のび太、どっちを選ぶ??
多目くんにしても、のび太よりダメな少年が定着してしまったらのび太の立場がなくなるわけです。ドラえもん、そっちに行ったれよ、てな感じで。

あれだけの知性と体力の持ち主なのに、出木杉くんが一度も大長編で冒険に行けない理由もそこにあると思うな。
出木杉っていうのは、自分の個性を生かしてしまうとレギュラー五人全員の、とりわけドラえもんの個性を殺してしまう能力の持ち主なんですね。38巻の「冒険ゲームブック」をはじめ、いくつかの短編で出木杉の力がかいまみられるけど、大長編であれをやられると困るわけ。
とはいえ「魔界大冒険」や「宇宙小戦争」の導入部で大活躍の出木杉が毎回冒険そのものには連れて行ってもらえないのはちとかわいそうでもあるんだが。

話は少し変わるけど、アニメ版のキテレツ大百科は逆に原作にはないキャラを積極的に準レギュラーとして取り込んでいくことによって独自の世界を作り出した作品と言える。
最初はドラえもんとほとんど変わりないキャラ構成だったのが、勉三さんがほぼレギュラーとして加わり、後に妙子ちゃんや五月ちゃんがブタゴリラやトンガリのガールフレンド的存在になることでストーリーが彩られていった。
まぁ、取り残されて冷遇された豆コロみたいなキャラもいたけどね。

さぁ、とりあえず今回言いたいことはいったかな。
おそらくこのブログはじまって以来のディープなおしゃべりとなった今回、どれぐらいの人が最後まで読んでくれたんでしょうか。

そういうかたはぜひコメントを残していってくださいね。
by haschiken | 2005-01-09 21:06 | その他藤子F関連

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by haschiken
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